定数
定数とは数値や文字列などの値を、そのまま記述せずに文字列を使って値を定義することをいいます。
例えば消費税を例に挙げてみましょう。
$price01 = 1200 * (1 + 0.1);
$price02 = 56 * (1 + 0.1);
$price03 = 240 * (1 + 0.1);
上記は単価に消費税を加えたものを計算しています。
消費税は10%となっていますが、もし消費税が変わった場合、すべての0.1を変える必要があります。
そこで0.1という数値の代わりに、TAXという定数を使って0.1のとこを置き換えてみましょう。
定数の定義は次のように行います。
define(識別子, 値);
定数はプログラム内では変更されないような値に対して使われます。
define('TAX', 0.1);
$price01 = 1200 * (1 + TAX);
$price02 = 56 * (1 + TAX);
$price03 = 240 * (1 + TAX);
こうすることで、消費税率が変更になってもTAXのところだけ変更するだけです。
定数名を決めるときのルール
- 先頭がアンダーバーかアルファベットで始まるもの。
- その後にアンダーバー、数字、アルファベットが続くもの。
- 大文字と小文字は区別する。
- 変数名とは異なり先頭に「$」は必要なし。
- 値として指定できるのは文字列、数値、論理値のみ。
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