PHPプログラムの実行方法
PHPのプログラムはブラウザでは実行できません。
試しに「index.html」というHTMLファイルをブラウザで開いて見ると、ブラウザはコードを解釈してWebページを表示してくれます。
<!DOCTYPE HTML>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Hello, world!</title>
</head>
<body>
<p>Hello, world!</p>
</body>
</html>

今度は、「index.php」というPHPファイルをブラウザで開いて見てみましょう。
<?php
echo 'Hello, world!';
?>
上のコードをコピーして、新規ドキュメントにコ貼り付けてindex.phpというファイル名で「htdocs」フォルダーに保存しましょう。
まず、ブラウザで開こうとするとコードは解釈されずに、PHPのコードがそのまま表示されるか、何も表示されません。

つまり、PHPはブラウザで開いだだけでは見ることができないのです。
PHPで書かれたファイルを見るにはWebサーバにPHPファイルを置いて、ブラウザのアドレスバーから、サーバのアドレスを入力してアクセスして初めて見ることができます。
アドレスバーに「http://localhost:8888/」で入力して、PHPファイルにアクセスしてみましょう。

アドレスバーのURLの違い
ブラウザのアドレスバーの中身を見ても違いは一目瞭然です。
こちらは、ブラウザで直接開いた場合のアドレスバーのURLです。
file:///Applications/MAMP/htdocs/index.php
こちらは、サーバーにアクセスした場合のアドレスバーのURLです。
http://localhost:8888/index.php
こんな感じで、PHPのプログラムはサーバ側で動作します。
HTMLページの中にPHPのプログラムを埋め込む形式で記述され、クライアント側ではPHPのプログラムは見られません。
見られるのはWebサーバから送られてきた「処理結果」だけです。
例えば、ブラウザからWebページへアクセスがあったら、WebサーバがPHPプログラム実行し、処理結果をHTMLページと共にブラウザへ返すという感じです。
流れとしては
(1)ブラウザでWebページにアクセス
(2)WebサーバがPHPプログラムの処理を行う
(3)処理結果をHTMLページとしてクライアントに渡す
(1)ブラウザでWebページにアクセス
(2)WebサーバがPHPプログラムの処理を行う
(3)処理結果をHTMLページとしてクライアントに渡す
コピーできました!